はじめに
ルーマニアでジャーナリズムの短期・長期「実践型」海外インターンシップ参加者を募集しています。
インターンとしての役割は、歴史深いルーマニアの伝統を今に伝えるオンラインマガジンの英文記事を発信し、オンラインメディアの世界せ実体験を積みながら、ジャーナリズムスキルを磨くこと。すべてのインターン活動は、現地の経験豊富なジャーナリストの監督のもとで行われます。
記事にするテーマのブレインストーミング、リサーチ、取材、インタビュー、写真撮影、執筆、編集・校正など、オンラインマガジンの発信に至るあらゆる工程に携わるため、学びの多い国際経験となることでしょう。
ジャーナリズムインターンは、地元の教育センターで、経済的に恵まれない青少年を対象としたジャーナリズムワークショップの運営にも携わります。きっと、活動の幅を広げるユニークな経験となるはず!
インターン中は、活動拠点ブラショヴに暮らすホストファミリー宅で地域住民の一員として滞在。東欧ルーマニア流の文化や生活習慣に深く触れる貴重な機会となることでしょう。
インターン活動がお休みとなる週末は、現地で出会い友達になった多国籍な外国人インターンと共にルーマニアで新たな発見をする冒険へ!
さぁ、あなたもルーマニアでジャーナリズムの海外インターンシップを通して自分の夢を近づけよう!
ジャーナリズムインターン参加条件
ルーマニアでのジャーナリズムの海外インターンシップの応募対象は、世界中の大学生や社会人のみなさんです。
特に、ジャーナリズムやメディアを専攻している大学生や、海外での記者経験を通してキャリアアップを目指すジャーナリストや報道関係者のみなさんにおすすめです。
参加にあたって、読み書きに支障のない英語力が求められます。現地のスタッフが英語で言っていることがまったく分からないと、大事な情報や有益なアドバイスを理解できず、苦労するのはあなた自身。積極的に質問する姿勢や言葉による意志の疎通が重視されるため、やはり英語力は不可欠です。
だからこそ、英語のブラッシュアップを含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の経験を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!

活動内容
- オンラインマガジンの英文記事制作
- ルーマニアの伝統的な村の訪問を通した情報収集
- オンラインマガジンのソーシャルメディア戦略作りおよび運営アシスト
- ワークショップを通した実践的なスキルアップ
- 地元の教育機関での経済的弱者の青少年を対象としたジャーナリズムクラブの運営
オンラインマガジンの英文記事制作
派遣先の一つは、地元の文化系オンラインマガジン“Satul”(英語でThe Villageの意)。ジャーナリズムインターンは、“Satul”に掲載する英語の記事を担当します。
ますは、現地のジャーナリストや仲間のインターンと共に、“Satul”の戦略に沿ってコンテンツの作成に取り組みます。記事のテーマが決まり次第、リサーチ、取材、インタビュー、執筆、編集・校正など、記事の掲載に至るまでの一連の作業に実践的に携わります。
ルーマニアの伝統的な村の訪問を通した情報収集
ジャーナリズムインターン活動の一環として、ルーマニアが誇る伝統的な村々を訪問するのもインターンであるあなたの大事な役目です。田舎の地域に赴き、ストーリーとなるネタや情報の収集に取り組みます。
そもそも、“Satul”はルーマニア国内を旅する夫妻によって立ち上げられました。国際化が進む今日をひたむきに生き抜く古代ルーマニアの伝統に心を打たれた二人は、その魅力をより多くの人々に伝えるべく“Satul”をスタートさせました。
担当する記事の内容によっては、市長、教師、職人、神父、農家をはじめとする地元の人々をインタビューすることになるでしょう。彼らのライフスタイルをリサーチしながら、この変わりゆく時代にどのように順応し、ルーマニアの伝統を守っているかを紐解くユニークな経験となることでしょう。
オンラインマガジンのソーシャルメディア戦略の立案および運営アシスト
ソーシャルメディアによる発信の拡大を狙うSatulですが、リソースの欠如によって、まだまだ目標には届いていない状況。
そこで、ジャーナリズムインターンは、ソーシャルメディアでの発信を強化する戦略作りを行い、実行していきます。もし、ソーシャルメディアにまだあまり詳しくない場合は、アクションプランに沿った実行をアシストしていきます。
ワークショップを通した実践的なスキルアップ
インターンは、一週間に一度、ジャーナリストとしてのスキルを磨くワークショップに参加します。
ここで学ぶのは、インタビュー、ライティング、編集・校正、基本のデザインや写真撮影などさまざま。その他、フェイクニュースを見抜き、対処するスキルなど、今日のジャーナリズムの世界で必要となるスキルも培うことになるでしょう。
地元の教育施設での経済的弱者の青少年を対象としたジャーナリズムクラブの運営
地元の地域コミュニティへの貢献として、プロジェクトアブロードは毎週ジャーナリズムクラブを運営しています。これは、インターンのあなたにとって、自分のスキルをフルに活かしながら幅広いジャーナリズム経験を得るユニークな機会!
このジャーナリズムクラブは、地元の教育センターで、経済的に恵まれない青少年を対象としたもの。これらの青少年は、英語力、文章力、写真撮影、デザイン、パソコンスキルなどに基づいて選ばれた先鋭たち。
少人数のグループに分かれて、月刊の英文オンラインマガジンの発信に取り組んでいます。
担当スタッフの監督のもと、ここでのインターンとしてのあなたの役割は、ジャーナリズムクラブの青少年が取り組む一連の作業を指導し、サポートすること。
子供たちは、リポーター、編集担当、校正担当、カメラマン、デザイン担当など、それぞれの分担に分かれてオンラインマガジン作りに励んでいます。
提携機関
オンラインマガジン“Satul”
オンラインマガジン“Satul”(英語でThe Villageの意)は、先見の明を持ったAdrian AndreiとAna Andreiという若い夫婦によって創刊されました。ルーマニアの田舎を旅行していた際に、国際化が進む今日を生き抜く古代ルーマニアの伝統のすばらしさに心を打たれたAndrei夫妻。ルーマニアの田舎が誇る伝統とその精神を今に伝えようと一念発起したのがことのはじまりです。
グローバル化が進む今日においても、ルーマニアの伝統や文化を今に発信続けるSatulは健在です。
Prejmerデイケアセンターのジャーナリズムクラブ
ブラショヴから約30分のPrejmerにある、経済的弱者の青少年のための教育施設です。この施設は、地域周辺に暮らす18歳以下の経済的に恵まれない子供たちに教育の機会を提供しています。ここに来る多くの青少年がロマ民族(Roma)で、国内での差別が深刻な問題です。
活動拠点
ブラショヴ
ドイツ系のトランシルヴァニア・ザクセン人によって築かれた歴史深い都市。
「クローン・シュタット(冠の町)」というドイツ語の別名を持つほどです。
豊かな緑に囲まれた中心街の古い街並みは、中世にタイムスリップしたかのよう!
ジャーナリズムインターンの1日の流れ
ルーマニアでのジャーナリズムの海外インターンシップは、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日、午前9時~午後4時頃まで活動に従事します。取り組む活動内容によっては活動時間が前後することもありますので、柔軟に対応しましょう。
インターンとしての1日は、滞在先での朝食から!朝ごはんを済ませ、準備が整ったら、いざ派遣先へ。活動初日はプロジェクトアブロードの現地オフィススタッフが同行し、滞在先からの通い方やバスなどの公共交通機関の利用の仕方を丁寧にご案内します。派遣先によっては徒歩圏内のこともあります。
基本的にオフィスでの執筆・編集作業が中心となりますが、1日の活動活動内容は取り組む内容やあなたのスキルや経験、積極性によってさまざまです。
渡された締め切りは必ず守る、Eメールにすばやく返信する、ミーティングの時間厳守を徹底する、自分から積極的にコミュニケーションを図るなど、ビジネスマナーをきちんと守り、スタッフとの友好な信頼関係を築くことが大切です。
1日のインターン活動を終えた後は、現地で友達になったインターナショナルなインターンと共に、美しいブラショブ市街を散策したり、滞在先に戻って夕飯の支度を手伝いながらホストファミリーとの交流を深めたりと、あなた流にお楽しみください。
自由行動となる週末は、東ヨーロッパならではのルーマニアの世界を体験する冒険へ!

活動のねらい
ルーマニアでのジャーナリズムの海外インターンシップのねらいは、ジャーナリズムに関する知識とスキルを磨き、専門分野の海外経験を得ること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
地元のオンラインマガジン“Satul”が取り上げるのは、国際化がますます進む中で今日を生き抜く古代ルーマニアの伝統。インターンとして“Satul”に載せる英文記事を担当することによって、活動終了時にはきっとあなたもルーマニア通になっていることでしょう。
また、地元の経済的に恵まれないユースへのジャーナリズムを通した交流や手助けも、インターンの大事な仕事。
これらすべての活動は、ジャーナリズムの道を突き進むあなたにさまざまなな角度から刺激を与え、スキルアップとキャリアアップを後押ししてくれるはず!
あなたも、ルーマニアでオンラインマガジンのジャーナリズムに携わりながら、自分の殻を破るインターンの一員へ。
滞在先と食事
ルーマニアで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもルーマニア文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
※ただし、考古学活動では活動先に近いその他の滞在先になることもあります。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。