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プロジェクトアブロードのスリランカでの教育支援活動が、10周年を記念!

スリランカで活動しているプロジェクトアブロードのチャイルドケアのボランティアであれば、パナドゥーラのDutch Anne幼稚園を知らない人はいません。ケアボランティアは活動先の職員の皆さんと一緒に授業を進めながら、幼稚園のあるModarawilaでの住宅整備計画で完成した地区に住む若い世代の住民に英語を教えています。現在Dutch Anneで活動を行っているのは、香港出身で南オーストラリア大学に通うHerman Chi Hong Chanです。毎朝、Hermanは4歳~6歳くらいの小さい子供たちへの授業、ゲーム、グループアクティビティを行っています。午後には幼稚園がコミュニティーセンターとなり、子供たちは皆でアクティビティに参加します。またHermanは年長の子供たちの宿題も手伝うこともあるそうです。

幼稚園で活動するプロジェクトアブロードのケアプロジェクトに参加しているボランティア「この活動で一番大変だと感じるのは言葉の壁です」とHermanは言います。「でも言葉の壁が初歩的なシンハラ語を学ぶモチベーションになりました。ホストファミリーや地元の店の店長、パナドゥーラ周辺の商人からシンハラ語を教えてもらい、今では生徒との言葉の壁を乗り越えられています。

Hermanは現地語を学ぶという決心によって、簡単に生徒や地元のコミュニティに住む人々と親密な関係を築けるようになりました。

しかしDutch Anne幼稚園でのHermanの活動は過去に参加した2人のボランティアの努力なしには存在しえなかったのです。Dutch Anne幼稚園での活動は10年前に結ばれた友好と慈善事業の契約から始まりました。スリランカの歴史でも暗黒の時代と呼ばれた時代にから脱する中で、Dutch Anneは地域の発展と繁栄の象徴となりました。

2004年に発生したインド洋地震で、スリランカの沿岸部を津波が襲いました。30,000人以上のスリランカ人がこの大災害で亡くなり、150万人もの人々が家を失ったとみられています。スリランカの東と南の海岸が最も深刻な被害を受けましたが、西側にあるパナドゥーラも被害を免れませんでした。

津波の被害に遭い、家を失った人々が暮らすツナミキャンプでModarawila住宅整備計画が立ち上がりました。この災害の直後、スリランカ国内の一部地域は内戦が続いていましたが、プロジェクトアブロードはModarawilaで活動を開始しました。

「その当時、今ではコンクリートのビル群になっているこの地域はナミキャンプと呼ばれるテント街でした。」とプロジェクトアブロードスリランカの責任者であるLigaya Basaloは思い返します。家を失いModarawilaに住み始めた人々は、最初間に合わせでしかなかった生活地域に外国人ボランティアを受け入れるのをためらっていました。

プロジェクトアブロードがパナドゥーラで復興支援プロジェクトを始めたとき、Modarawilaのほとんどの子供が学校に通っていませんでした。家や持っていたものを失ったことで環境が劣悪になり、ひどい状態での生活を強いられていました。初等教育に特化し、プロジェクトアブロードのボランティアは間に合わせの場所に子供たちを集めて、安全に勉強や遊びができる場所を提供していきました。こうした活動初期に参加した多くのボランティアの努力のおかげで、プロジェクトアブロードはこの地域に住む住民たちの信頼を得ることができました。

この頃、2人のオランダ人女性ボランティアがその地域の付近で活動を行っていました。Rosanne van Herksenは教育プロジェクトに参加し、Suzanne Jongeriusはケアプロジェクトに参加していました。2人はスリランカで出会い仲良くなって、オランダに帰った後も連絡を取り続けています。

現地で出会ったたくさんのフレンドリーな笑顔やプロジェクトアブロードの懸命な活動に心を動かされ、RosanneとSuzanneはスリランカの再建に働きかけました。彼女たちはプロジェクトアブロードと協力しながら、スリランカの復興に向けてオランダの地元から寄付を募りました。

プロジェクトアブロードのボランティアであるHerman Chi Hong Chanが、PenaduraにあるDutch Anne幼稚園で子供たちとゲームをする様子Rosanneは思い返しながら言います。「オランダでは皆私たちのボランティア活動の話に感動してくれました。家族や友達の心強い助けがあるからこそ、私たちがスリランカの人々にできることがあるんだと感じました。こうしてModarawilaの幼稚園の支援始めたんです。」Modarawilaの活動は4年目に入り、ボランティアたちは多くの子供たちが小学校や中学校に戻れるようにしてきました。にもかかわらず、Modarawilaは依然として常設の幼稚園施設がない中、ボランティアは補強されていない建物ですが地元の子供たちを集めて活動を行っていました。

効果的な資金調達もおかげで学校建築のために4000ユーロが集まり、RosanneとSuzanneは2009年にDutch Anne幼稚園建設着工のため再びスリランカを訪れました。彼女たちにちなんで名づけられたこの学校は2009年4月2日に開園しました。その1ヶ月後、ようやくスリランカの内戦が終わりました。

現在6年目であるDutch Anne幼稚園はModarawilaの住民の生活にとって安定の源になっています。Ligayaは言います。「住宅整備計画は2005年から更新され続けていますが、Dutch Anne幼稚園はModarawila地域内の配管整備が行われる前から存在してきました。RosanneとSuzanneが作り上げたものは彼女たちよりも前にModarawilaで活動していたボランティアたちにとっても喜ばしいものとなりました。Hermanが今こうして活動できるのはRosanneとSuzanneの功績のおかげです」

現在活動に参加しているHermanは言います。「私はDutch Anneの生徒が大好きです。私はここへ津波の後に来たので被災当時の記憶がありませんが、私にとってModarawilaの年長の生徒と話す時間はとても大切で、午後の時間に多くの子供たちに会っています。何人かは津波のことを覚えており、ソーシャルワークを勉強する私からすると、彼らのトラウマや痛みを理解することが大変重要です。でも今ここで私にできることは、Modarawilaの新しいコミュニティのメンバーとして先のことを考えたり、皆にとっての輝かしい未来を楽しみに待つことです」

「津波キャンプが初めてModarawilaに作られた当時、住民は相当なショックを受けていました。」とLigayaは言います。「でもプロジェクトアブロードはすぐに来て存在感を示しました。過去10年以上プロジェクトアブロードはケアと教育のボランティアを派遣し、災害のトラウマや悲しみを消し去ってきました。私たちボランティアはアートセラピーでの支援をしており、幼い生徒の痛みを取り除くことに特化しています。しかし現在Modarawilaの子供たちが知っているのは災害の恐怖ではなく安全な家と教室のことだけです。

プロジェクトアブロードはModarawilaの人々にとって自由だと感じてもらえるようDutch Anne幼稚園への支援を続けていきます。

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