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プロジェクト追加情報

概要
プロジェクト概要 プロジェクト追加情報

ここではペルーの環境保護プロジェクトで行われているプロジェクトに関しての詳細情報を記載します。当プロジェクトは一年を通じて運営されていますが、その中で季節限定や一度だけ行われたような小さなプロジェクトがたくさんあります。

生物多様性の研究

南米ペルーで環境保護の海外ボランティアプロジェクトアブロードは、2004年末に公式に476ヘクタールのタリカヤ保護区(Reserva Ecologicà Taricaya)の所有が認められ、現在ではこの地域での活動を正当化するために、毎年技術報告書を作成することを義務付けられています。ここでの研究から取り出されるデータは、この報告書作成にあたり必要な要素で、保護区が過去と比較して環境が改善されていることや、私たちの活動が保護区の生態系に良い影響を与えていることを証明するために必要となります。データはいくつかの固定された観察ポイントから集められていて、例えば42mの長さをもつ樹上に作られた吊り橋やデータ採集用トレイル、霞網、落とし穴の罠などを利用して野生動物の判別に役立てています。この自然保護区はかつて人間が侵略した過去を考慮すると、熱帯雨林を代表するに相応しい回復を辿っていて、ここで採集されたデータを基にたくさんの文書も発表されています。

タリカヤ自然保護区のスタッフの中には様々な分野での専門家が含まれています。そのおかげで、現在までに50種の両生類、63種の爬虫類、115種の哺乳類(そのうち53種はコウモリ)、300種以上の蝶、286種の植物、445種の野鳥が確認されています。この数字は476ヘクタールという規模を考慮すると特筆すべきもので、生物多様性という観点からしてタリカヤ保護区は野生動物のホットスポットということができます。私たちの活動が、将来のペルー動植物ガイドに役立つことは間違いないでしょう。この自然保護区に滞在中、これらの研究に参加し、専門家のスタッフからたくさんのことを学ぶことができるでしょう。

アニマルレスキュー(動物保護)センター

捕まえた動物を安全な環境に還すことは、世界の環境保護活動家にとっては広く知られたコンセプトです。タリカヤ保護区はこうした活動を行うペルーで最初の公式センターです。ペルーにはこうしたセンターに関する法律がなかったので、プロジェクトアブロードは捕獲された動物を野生に還すための権利を得るために国と戦い、こうしたコンセプトを広げるパイオニアとなりました。今では傷ついた野生動物の保護を目的とした囲いを作り、野生に還したあとに自力で生きていけるようにするために健康状態を回復させています。これまでに、24種の哺乳類、13種の野鳥、4種の爬虫類を野生に戻しました。

資格をもったスタッフや提携する獣医たちが定期的に私たちの活動のモニタリングをしているため、保護中の動物もこれから保護されてくる動物も含め、ここの動物たちすべてに明るい未来があると私たちは信じています。現在救護センターにいる39匹の動物に対しても、現在仕事を開拓しながら活動し続けています。保護下にいる動物への餌付けのプランニング、狩りによって絶滅に追いやられてしまった種の分類の再編成などを行っています。

この動物救護センターで、私たちが要する時間は多く、ボランティア参加者はここで本当に驚くような動物も目にすることでしょう。ここで彼らに餌付けをしたり、手当ての手伝いをしたり、センターのメンテナンス活動にも関わることになります。

モデルファーム(実験農場)

南米のペルーで環境保護の海外ボランティア活動 モデルファーム

タリカヤ保護区では現地の農民たちが直面する日々の問題に対しても共感し、協力しようという姿勢でいます。プエルトマルドナードはわずか20年前までは新興都市でしたが、その時にマドレ・デ・ディオス川を辿りやってきた人々は農業経験のない人々でした。彼らのバックグラウンドは金鉱の鉱山労働者、天然ゴムの労働者、ブラジルナッツのコレクターなどでした。結果として、政府から借りた土地を有効に活かすための策略も乏しく、金持ちたちは自分の土地を豊かにすることができず、現地に精通した知識や人々を有能な農民に育てる有効な手段もないまま土地を放置していきました。

このパイロットファームのコンセプトは、その残された地元の人々が効率的に土地を管理し、また周囲の森林への負担を減らすためのサポートをすることです。彼らが行ってきた狩猟、釣り、森林伐採、炭焼き、ヤシの葉収集などは時間がかかり、機会があれば喜んで止めたいような集中力が必要なきつい労働です。代わりにタリカヤ保護区には穀物を使った様々な実験ができる十分な資源があり、地元の農民が試していない生産性を上げるぜいたくな実験ができます。現在、ここでは地元の農民たちが自給自足の生活を送れるように基準となる農業を示すために様々な試みを行っています。

しかし、ここに問題がありました。こうした地元農民の生活スタイルに革命を起こすようなこのコンセプトを導入する前に、様々な国際チャリティー団体がこの地域で活動しようと試みては失敗しました。そのため、地元の人々の中には、お金はすぐに尽きるものだし、外部から来た人々の言うことも聞いても途中で投げ出して帰るため、結局取り残されるという考えが根付いてしまっていたのです。結果として、当然ではあるのですが、助けようとする人々に対して不信感を抱くようになりました。そのため、私たちは現在、現地の人々に対して、プロジェクトを始めるにあたっての資本金の投資などは要求しない状況にあります。こちらから自分たちの考えを一方的に押しつけるのではなく、やがて彼らは助けが必要なときは私たちの方へ来るようになり、近年続けてきたこうした受け身のアプローチが最終的には良い結果を生み出すことにつながりました。家畜の世話、販売用の熱帯植物の栽培、穀物の耕作など私たちのプロジェクトが周囲のコミュニティにとうとう届くようになりました。たくさんのコミュニティで生活改善が見られるようになり、一方で彼らを取り囲む森林への負担も軽減されるようになってきています。

この実験農場は第二段階に差し掛かっていて、現在は植物管理や放置された牧草地の回復に対するもっと直接的な調査ができるようになってきています。

カメの保護プロジェクト

ペルーで密漁者からカメの保護に貢献する環境保護ボランティアたち

ヘビクビガメ(学名:Podocnemsis unifilis)は、地元民たちはペルーの市場でその卵を売って多額を稼ぐことができるため、長年に渡り被害を被ってきました。プエルトマルドナードでは、これが深刻な問題になっていて、地元民たちは家族何代にも渡って、この収入に依存してきました。

タリカヤ保護区は政府と連携し、マドレ・デ・ディオス川の中にある巨大な島のモニタリングを毎年行う許可を得ました。毎年7~8月の産卵期に卵を回収し、タリカヤにある人工的に設けた安全な砂浜に移動。ここで11~12月に卵が孵化するのを待ちます。そしてカメの甲羅にコードを刻みます。これは将来的に再度捕まえたときに、それがタリカヤ保護区のプロジェクトのカメであることを認識するためのものです。これまでに6,000匹のカメの赤ちゃんを自然に返し、そして2010年には捕まえた若い大人のカメの甲羅に掘られたコードから2005年に回収されたカメであることが判明し、写真に収めました。

トレイルの整備

ペルーで環境保護を通した国際協力 アマゾン熱帯雨林で活動中のボランティアたち

2001年から数えて1,300人以上のボランティアたちの熱心な活動のおかげで、GPSマップに登録された50km以上のトレイルを完成することができました。私たちのリサーチが成功しているのも、この拡張されたトレイルによって正確な地点を把握することができるようになったからといえます。自然保護区のパトロールは野生動物にとっても非常に重要です。密猟者が不法にこの地に侵入してくるようになったのを考えると、保護区の定期的なモニタリングは避けては通れない厄介な仕事になってきています。

ここでは熱帯暴風雨や倒木は頻繁に起こります。そのため頻繁にトレイルのモニタリングをすることは、保護区域をくまなく通行可能にするためには避けられない仕事になっています。ここ数年の間に密猟者の侵入が大きく減少していることは喜ばしいことですが、この功績にあぐらをかくことはできませんし、タリカヤ保護区ではこのトレイルメンテナンスは私たちの活動の基本的な仕事の一つです。

バタフライプロジェクト

タリカヤ保護区のこの新しい試みはまだ始まって日が浅いですが、長期的な目標は、様々な異なった種類の蝶の再生をリサーチすることです。また熱帯雨林に住む地元の人々にとって、蝶が現実的な収入源となる可能性を秘めていることを調査する狙いもあります。これは森林への負担を小さくし、同時に彼らの生活水準を向上させることにもつながります。この地元の人々のための金銭的収入を見据えた科学的リサーチの甲斐もあって、より魅力的なプロジェクトとなっています。

このペルーでの環境保護プロジェクトの目的等の詳細につきましては、マネージメントプラン(英語版のみ)をご参照ください

マネージメントプラン、データ&報告書

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