タイで環境保護のボランティアをしよう

タイ沿岸のサンゴ礁やマングローブとても美しいのですが、ただいま次第にその美しさも脅かされ、だんだんと釣りをする人や観光客、エビの養殖、気候の変化などによりその環境を変えられつつあるのが現状です。それでも今はまだダイビングをしてその美しい全貌を目にすることはできます。

マングローブとサンゴ礁は同じ生態系をもちます。多くのサンゴ礁になる生物がマングローブの中で成長し始めるものです。そういう意味から、プロジェクトアブロードでは、人工的な影響を最小限に控え、サンゴ礁の科学的な保護とマングローブの植林の両方を手掛けて活動しているのです。

ここ数年の間に、タイでは観光業が著しく発達を遂げました。植物や動物、そして自然環境はタイの人々にとって大切な財産として人々の産業を支えるものとなりました。それによってこれまで生活に苦しんでいた漁師さんやそれに関わる人々にとっていい影響をもたらす結果となり、そういう面ではとてもよかったのです。しかし、そこには常に葛藤がありました。観光客はおいしいお食事も求めてやってきますので、漁師たちは以前の倍働くようになり、漁業網が海中で引っかかったままサンゴ礁の中に埋もれてしまうという現象が起こるようになりました。そこでプロジェクトアブロードでは、これらの網を取り除きサンゴ礁が傷つくのを防ぐ活動を行っているのです。さらにマングローブの植林も行います。我々はサンゴのカラフルな世界、そして壊れやすいマングローブの世界を世話して、大変重要な役割を果たしていますし、環境を保護するだけでなく、そこに生存する動植物の生態を勉強したり調査したりして、これから先のことも見据えて長い目で環境保護活動にあたれるように努力しています。

プロジェクトアブロードはプーケット海洋生物センターとクラビ水産局と共同で様々な活動をしています。あなたもこの美しい地域で、タイのサンゴ礁の保護計画に参加してみませんか。また、プロジェクトアブロードのこれらの活動は、2008年には国際リーフからも賛同を受けました。

タイで環境保護のボランティア:ダイビングおよび海洋保護

Learn to Scuba Dive

アオナンにある我々のタイにおける環境保護のプログラムに参加して初めて行うのがスキューバダイビングの練習です。基本理論とスキルを学び、美しい、クリアな温かいアンダマン海でアドバンススキューバダイバーのレベルまでトレーニングします。これにより深さ30メートルまでダイブすることができるようになり、海の中で環境保護活動が行えるようになります。もし既にスキューバライセンスをお持ちであればすぐにでも海の中でのサンゴ礁リサーチ活動を行うことができ、また次の段階のレスキューダイバーに進むことができます。

我々は、スタッフ皆がインストラクターの資格を持つアクアビジョンダイビングセンター提携し、そこのインストラクターの指導のもとダイビングのライセンスを取得します。アクアビジョンはPADIのダイビングセンターで、1997年から活動しています。

サンゴ礁のダメージや魚の人口を観察し、分析することによって増加する観光や人間による侵害からの危険から海の魚たちを守る方法を生み出すことができます。ここのダイビングは世界でもトップに入るレベルで亀やレイ、被害を及ぼさないサンゴ礁まわりのサメや様々な色の熱帯魚を含むさまざまな魚たちを見るチャンスがあります。

Collecting glass bottles in the mangroves

サンゴ礁の観察の仕方について教わりますので、発育しているかはたまた悪化していっているかというサンゴの全体的なコンディション、その地域に生息する魚の数などについて調べることになります。これらの情報は国際サンゴ礁管理組織のデータベースの一部として使われます。プロジェクトアブロードと国際サンゴ礁管理組織はともに同じ目的を持って活動しています。人々にサンゴ礁が担う環境保護的な役割について知ってもらい、今現在進行している環境破壊の実態について周知し、ボランティアとして海洋環境に継続的に取り組む人々を増やしていこうとしているのです。そして今ある大切な海洋資源を大切にし、世界中のサンゴ礁を守ろうとする運動を広めようとしているのです。

サンゴ礁の周りには魚釣りで使われるネットやポリ袋などの様々な廃棄物があります。これらのサンゴ礁にひっかかっていたごみは、いったん海面に浮かばせて、その後集めてごみとしてまとめます。

周辺地域におけるダイビング人口の増加により人口リーフが作られました。我々の観察するリーフは、2006年の4月に3つの大きなセメントブロックを落とすことによって作られたものです。コーラルリーフや植動物は、すぐにでもコンクリートで作られたリーフに身を寄せ、魚も驚くべき早さで住みつくものです。我々はこのプロセスを観察し、この変化にどれだけ早く対応するのかについて研究します。

残念なことに、リーフ周辺の海は、漁やダイビングボートから落とされたゴミで一杯なため、我々のボランティアはそれらを回収し、陸地に戻さなければならないのです。コーラルリーフの観察やゴミ回収以外では、周辺の海沿いエコシステムに重要な陸地における活動も行うことがあります。これらの美しいビーチがその美しさを保てるようにするため、たとえば現地の学校の子供たちとのビーチクリーンアップをしたりもします。

Mangrove reforestation work

またマングローブ森林を植林したりもします。最も危険にさらされているユニークな海沿いの森林が最も生産性のある環境対応力のあるものの一つですが、気がつかないうちに陸地にある熱帯雨林よりももっと早くになくなっていたりします。元気なマングローブの森林が海洋エコロジーの健康を支えると言っても過言ではありません。さらなる環境破壊を予防するため、クラビ周辺のマングローブ森林を観察することが必要なのです。

周辺地域におけるダイビング人口の増加により人口リーフが作られました。我々の観察するリーフは、2006年の4月に3つの大きなセメントブロックを落とすことによって作られたものです。コーラルリーフや植動物は、すぐにでもコンクリートで作られたリーフに身を寄せ、魚も驚くべき早さで住みつくものです。我々はこのプロセスを観察し、この変化にどれだけ早く対応するのかについて研究します。

海洋保護ボランティアとしてのあなたの役割

毎週何が行われるのか、いつするのかについてスケジュールが与えられます。季節や天候、ボランティアの数によってスケジュールは変更されます。

毎週5日ほど働き、2日間はりラックしたり、旅をしたり周辺で行われるその他のアクティビティに参加することができます。天候や潮の影響によっては週末に活動する場合もありますので、ご承知置きください。どの活動にも一生懸命に取り組む姿勢が求められます。また、日中の暑い時間を避けるため、朝早くから活動することがほとんどです。

滞在先はアオナンの南部に位置します。町の中心部からおよそ車で10分ほどのところにあります。活動場所と滞在先との往復はこちらで用意する交通機関を利用していただきますので、心配いりません。自由な時間に町の中心部へ出かけたいときは、トゥクトゥクをお勧めします。

実際に滞在するのは、ビーチのすぐそばにあるバンガローで、最大4名でルームシェアします。それぞれのバンガローにトイレが設置されています。部屋には電気もお湯の使えるシャワーも備わっています。食事は地域のレストランエリアでいただきます。ダイビングやマングローブの植林活動のため昼食の時間も外に出ている場合は、そこで昼食を取ることになります。

Sea Turtle on Conservation Project in Thailand

このプロジェクトに2週間参加される方は、クラビに土曜日または日曜日に到着するようにしてください。2週間のプロジェクトの場合は、取得できる資格は一つだけです。ダイビングのコースをとったあと、実際の環境保護活動に加わることになりますが、活動自体は長期滞在される方より少なくなると思います。また、天候によっては資格が取れずに帰国の日を迎えてしまう場合もあるということを予めご承知置きください。

こちらのプロジェクトにご興味のある方は、ぜひこちらのタイ海洋環境保護のサイトをご覧ください。http://www.volunteer-conservation-thailand.org/ (英語のみ)

“私は1か月間海洋環境保護の活動をするためにタイに行きました。海は非常に美しく、また魚たちもきれいでした。海中の漁師網を取り除く作業をしたりして、ダイビングの技術も磨きました。一番大変だったのは、マングローブの植林活動のために新しい気を植えるのに必要な作業として、森林を伐採するという活動でした。でも活動はとても楽しかったです。また、たくさんの世界から来た人たちと友達になりました。みんなでタイガー寺院でハイキングを行い、クラビの町で朝食を摂りました。その後川の近くの洞窟までボートで行き、養魚場を見学しました。タイガー寺院までのハイキングは非常に厳しく、1237段もの階段がありましたが、上から見る日の出は非常に素晴らしかったです。”

赤松 玲子 (タイ 海洋環境保護プロジェクト)  

「プロジェクトアブロードのスタッフは、タイマリーン・ナショナル・パークと共同で何年もプロジェクトを行っており、現地エコシステムへの深い理解を有しています。このことは、ボランティアがすぐに周辺で必要とされていることを理解し、実際に変化を及ぼすことができることを表わしています。とても満足しています。また素晴らしい海洋ライフはダイビングにはまるきっかけとなりました!」リアム・ファーンコーンベ、タイ環境保護ボランティア