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プロジェクトアブロードの地元提携団体が、メキシコで移民のために居住施設を拡大

メキシコで国際開発インターンシップ FM4 Paso Libreの宿泊施設で夕食を楽しむ移民たちプロジェクトアブロードがメキシコのグアダラハラで行っている国際開発プロジェクトの提携団体FM4 Paso Libreが、今回新たに移民のための宿舎建設を行い、2016年12月8日にその完成を祝う式典が行われました。このオープニングセレモニーの準備として、プロジェクトアブロードのインターンとスタッフは、週末を周辺一帯の清掃に費やしました。今回の宿舎建設によって、一時的な移民を最大100人まで受け入れることができます。一日に二食を提供する炊き出し所、法律相談、心理カウンセリングや医療扶助などを含む現在の移民へのサービスも拡大されることになります。 

ボランティアとスタッフが、オープニングセレモニーに向けて移民宿泊施設のペインティングを行っている場面FM4 Paso Libreは、中米やメキシコ南部からアメリカへ移住を目指してやって来る人たちに、一時的に安全な空間を提供することを目的にしています。移民たちは、母国での貧困や身の危険、倒産などから逃れ、メキシコ南部の国境を越えます。その後、安全な生活環境やまともな仕事を求めて、列車のルートを辿りながらメキシコ国内を北上します。メキシコ通過はとても長く危険な道のりで、例えば、誘拐、強盗、麻薬に関連する暴力、レイプ、暴力や列車への飛び乗りによるケガなど、移民たちは道中に数え切れないほどの脅威にさらされます。こうしたメキシコを横断する移民に一時的なサポートを行うため、一番頻繁に使われているルートに沿って移民避難施設が開設されるようになりました。 

新しい移民避難居住施設オープンに向けて、掃除に励むメキシコ国際開発インターンシップのスタッフたち移民たちは、主に二つのルートをたどってメキシコを横断します。最も渋滞がひどく、かつ危険なのがRuta del Golfoと呼ばれるルート、別名Gulf Routeです。他にもPacific Routeと呼ばれる長距離のルートは、麻薬に関連する暴力が少ないため、より安全だと言われています。グアダラハラはPacific Route沿いの主な移民たちの停留地域であり、FM4 Paso Libreのインターンたちは、移民たちに食料、衣服、法律相談や医療扶助を提供しています。 

「私たちは、移民たちが安全で心穏やかでいられるよう物理的・社会的なスペースを提供したいんです」とFM4 Paso LibreのボランティアコーディネーターであるElisa Guerraさんは言います。「たくさんの移民たちが、ここにいると自分が人間であったことを思い出すと言います。彼らは持ち合わせたお金や身代金以上の価値があり、私たちと同じ人間なのです」(Elisaさん) 

2007年に学生によって立ち上げられたFM4 Paso Libreは、カトリック教会やメキシコ政府などによって運営されておらず、移民のための宿泊施設を独立して運営する数少ない団体の一つです。FM4 Paso Libreの始まりのきっかけは、国中の他の移民宿泊施設で働いた経験を持った学生たちが、グアダラハラでの移民へのサポートの必要性を認識したことです。その後、自分たちの空き時間を利用して移民情報収集のために線路沿いを定期的に訪れ、食料や衣類を提供するようになりました。活動範囲が広がるほどより多くのボランティアが活動に加わり、一つの場所を拠点に運営できるまでになりました。そこから、団体はさらに進化を遂げたのです。 

メキシコで国際開発活動 現地人ボランティアが、コミュニティデーの準備手伝っている様子「FM4 Paso Libreの活動を支える柱は、ボランティアたちなんです。私たちの活動は、ボランティア主導で始まりました。15~20人の学生たちが自ら立ち上げた団体なんです。活動当初は、現在のほとんどの移民避難所が受けているようなサポートが存在しませんでした」(Elisaさん) 

団体の設立から10年近くが経過し、FM4 Paso Libreはメキシコ中で移民の宿泊をサポートする民間団体にまでに成長しました。グアダラハラの近郊にある大きな倉庫を拠点に、7人の常勤スタッフと140人のボランティアたちが一日約30~40人の移民を対応しています。移民の人数は変動するため、多い時には85人、少ない時には3人になることもあります。今回の移民のための新しい宿泊施設オープンにあたって、FM4 Paso Libreは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携する移民の居住をサポートする数少ない団体の一つとなります。このUNHCRとの連携は、移民だけでなく難民たちにもさまざまなサービスと一時的な宿泊先の提供を可能にします。UNHCRとオーストラリアの大使館からの資金提供があったからこそ、FM4 Paso Libreは今回新しい居住施設を建設することができ、サービスを拡大することができました。 

「FM4 Paso Libre設立時、これらは全て夢でした。避難所を設け、自分たちの手本となった他の移民支援団体のレベルに到達することは遠い夢だったんです。私たち自身の経験や持ち味、そしてこの街の特徴を活かした居住施設を建設することは、とても価値のあることでした」(Elisaさん) 

メキシコの国際開発インターンたちがコミュニティデーに参加した際の一枚FM4 Paso Libreで国際開発プロジェクトに参加しているプロジェクトアブロードのインターンたちは、地元のボランティアたちと毎日共に活動し、例えば移民との交流や彼らの日常生活の補助、地元の後援者への資金援助の働きかけなど、市民団体の人権に関する活動のさまざまな局面に携わることができます。 

「FM4 Paso Libreの目的は、移民の人権を守ることによって、彼らがグアダラハラの大都市を自由に、そして尊厳を持って歩くことができるようになることです」(Elisaさん) 

メキシコの国際開発プロジェクトの詳細を見て、自分にできることを考えてみよう!

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