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日本オフィスのスタッフが南アフリカ訪問

昨年惜しくもこの世を去ったマンデラ元大統領が「虹の国」と掲げた南アフリカとはどのような国なのでしょうか?先日、短期間ながら訪れたケープタウンでは、多少なりともその答えが見えたような気がします。

南アフリカの建築プロジェクトの遊び場の子供たち巨大なアフリカ大陸を「アフリカ」という一つの枠で括りがちな私たちですが、ケープタウンに関していえば、良くも悪くもアフリカに対するステレオタイプは打ち砕かれます。リゾートを思わせるどこまでも続く白いビーチと紺碧の海岸線が遥か喜望峰まで続き、欧米に引けを取らない大型ショッピングモールや高級ホテルが洗練された都会が顔をのぞかせる一方で、中心部を抜けるとタウンシップと呼ばれるかつてのアパルトヘイト時代に黒人たちが住まわされた貧困地区は今も錆びた有刺鉄線に区切られ目を引きます。

プロジェクトアブロードの多くのプロジェクトは、このタウンシップに暮らす人々を対象にケア建築国際開発法律・人権など様々な取り組みを行っていますが、ここでは建築プロジェクトを紹介しましょう。この活動ではタウンシップの片隅で、子供たちが安心して暮らせるコミュニティをつくることをコンセプトとしています。フェンスで区切られた中には子供たちの遊び場、ボランティアたちが残していった本を中心とした図書館、学校としての機能を果たす小屋など公共サービスに取って代わるものをこれまで2年ほどかけて作り上げてきました。エコと砂地のこの地域の特徴を活かして、建物の壁は砂を詰めたサンドバッグを積み上げたものがベースとなるユニークな建築方法です。ここで時間を過ごす子供たちの多くが親を失うなどして愛情に飢えた子たち。私たちを見るや抱き付いてきて、その場を去るまで離れようとしなかったのがとても印象的でした。地道ながらも継続的なボランティアたちの努力の積み重ねで出来上がったコミュニティスペースに子供たちの少しでも明るい将来を垣間見た気がします。

週末などの自由時間に、おそらく多くのボランティアが足を運ぶ市内中心部の繁華街やムゾーリと呼ばれるバーベキューエリアには、人種を問わず肌が黒・茶・黄・白の人々が一堂に集まり、一瞬自分がどこの国にいるのか見失います。貧富の差により住み分けされた現実を目にした以上、マンデラさんが掲げた政策が完全に現実になっているとは言い難いとは思いますが、少なくともこうした人種の垣根を越えて多くの人が楽しんでいる状況を見ると、様々な色が集まり一つの虹となっている国家を感じられます。

もうひとつ、おすすめはジャーナリズムプロジェクト。南アフリカはネタの宝庫。トピックをしぼるのに時間がかかると思うので、その時間も見越してできるだけ長く滞在したいところです。これほどまでいろいろなものが混ざり合って出来上がった国も少ないのではないでしょうか?飽きが来ないどころか逆に住みたい人も多く、そのためプロジェクトアブロードのケープタウンオフィスは年々規模が大きくなっています。いつかみなさんも一度足を踏み入れたらケープタウンの魅力から抜け出せなくなるでしょう。

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