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プロジェクトアブロードの影響
プロジェクトアブロードで行なっている活動は、ボランティアとして行かれるみなさん、そしてホストしてくれる活動国のどちらにとってもプラスとなる経験が得られるものであると信じています。国境をまたいで異文化交流を促し、さもなければ資金や人材不足により存在し得なかったプロジェクトを様々な国で立ち上げて運営しています。活動している発展途上国における社会環境や衛生環境の改善に挑むことで、貧困で困っている人たちに新たに利益となるサービスを提供しているのです。またボランティアにとっては新たに世界について学び、広い視野を手に入れる機会を提供しています。長い目で見て、プロジェクトアブロードの行なっている活動は、世界を知るうえで必要な異文化に対する理解度を深めることに貢献しているのではと思っております。
このページではプロジェクトアブロードが世界に与える人的影響、そして環境影響について私たちなりに分析してみました。
プロジェクトアブロードとその人的影響
ボランティアの存在
ボランティアなくしてプロジェクトアブロードは成り立ちません。私たちが組織として機能し続けることができているのも、毎年何千人ものボランティアが各地で活動してくれるからです。従って、私たちはボランティアの存在を一番に考え、また大切に扱っています。それゆえボランティアの皆さんが可能な限り問題なく現地でのプロジェクト活動を進められるよう、各国にスタッフを配置し常に皆さんをサポートできる仕組みをとっています。
ホストファミリーの存在
通常の場合、ボランティアは現地のホストファミリーの家に滞在します。彼らはそれによって、子供に教育を受けさせたり、ヘルスケアにアクセスできたり等、良い暮らしぶりをするための定期的収入を得ることができるのです。また、ホストファミリーとボランティアの両者間で互いの文化に対する理解が深まるのだと思っております。また、特に若年層にいえることだとは思いますが、ホームステイでの経験は将来どのような人間になるのかを形成するうえでも重要な経験となるのではと思っております。
提携団体の存在
みなさんが活動することになる発展途上国において、提携している団体との関係で重要視している2つのルールがあります。まず、派遣するボランティアにより、現地雇用が損なわれないようにすること。長期にわたりあるボランティアを派遣することは、場合によっては現地の人たちの雇用の機会を奪ってしまうリスクがあります。そのような状況にならないように注意しています。二つ目のルールは、提携団体から一切補助金や報酬など金銭的な援助を一切受けないこと。
プロジェクトアブロードは、提携団体に寄付をすることはありますが、あちらがそれに依拠することのないよう、定期的にお金を寄付することはありません。彼らが経済的に自立していることが重要だからです。学校の教科書や鉛筆や、比較的大きな出費としてはインドの病院に寄付した救急車など、それからペルーのボランティアが手がけた教室など、様々な形で寄付を行なうことがあります。近年ではよくボランティアを派遣するモンゴル・ウランバートルの県立産科病院に大きな寄付を行ないました。プロジェクトアブロードと提携先団体との関係は金銭的なものが一番ではありませんが、大事なものであるとは思っています。しかし、それ以上にボランティアたちによる地道な手助けが私たちと提携団体を繋ぐ架け橋となっているのだと認識しています。
最近、「再建築プロジェクト」というチャリティファンドを設立しました。様々なプロジェクトを支援し、先進国からくるボランティアで何らかの障害を持ったりしているボランティアの支援を行なっています。
現地スタッフの存在
プロジェクトアブロードでは、世界中に何百人もの現地スタッフを雇用しています。代理店や仲介人を介せず、直接現地スタッフとして働く人を雇用しているのでトレーニングを入念に行い、国際組織の一員としてきちんと働くよう指導は責任をもって取り組んでいます。
プロジェクトアブロードとその環境影響
世界各地の発展途上国へボランティアを派遣している組織ですので、どうしてもボランティア達の移動に飛行機を頼らざるを得ません。そして飛行に必要な燃料の使用が地球温暖化を促進することは十分に認識しています。しかし、プロジェクトアブロードのボランティア達は、平均して2.6ヶ月の間、世界の中でも最も助けが必要とされる地域において無償でボランティア活動を行うのです。そしてプロジェクトを終えた後も、ほとんどのボランティア達が更に何週間か現地に留まり旅行をするなどして、現地の経済の活性化に貢献しています。このことを、リゾート地で一週間の休暇を過ごすために何千マイルもの距離を飛行機で移動することと同一視することはできません。
世界中で行われるプロジェクトを管理するために、スタッフもまた定期的に飛行機を利用しなければなりません。このスタッフの移動による二酸化炭素の排出を相殺するためにいくつかの努力をしています。温暖化防止に取り組んでいる組織により見積もられた私達の二酸化炭素排出量の過度分を調節するために専用の予算を設け、木を植えたり、環境保護プロジェクトを更に充実させたりしています。
環境保護プロジェクトでは、動物保護、熱帯雨林保護、持続型農業の促進などに主に取り組んでいます。これらのプロジェクトは多くの場合、現地の環境保護団体や各国政府の省庁(メキシコの環境天然資源省や、スリランカの野生動物保護省など)とパートナーとなり活動を進めています。どのプロジェクトも環境面、そして地域開発面でのメリットを考慮して進められ、ボランティア達は各分野での専門家のもとで活動をしています。

